2018-12-08 バラ色の雲 すごく久しぶりに、銀色夏生のつれづれノートを買った。 そうそう、このピンクのバラの絵が表紙にあったよな、と思いながら。 背表紙の言葉にはっとする。無職の心にしみる。 初版は平成9年。 この一桁の年号を見たとき、一瞬で小学校の教室の風景が蘇った。 友達がいなくて、家の中にも居場所はなくて、でもこういうエッセイを読んだり、 ビデオに録画した映画を観ることで心が救われていた頃だ。 懐かしいなあ。 仕事をやめた今、本来の自分を取り戻していってる感じがする。 幸せに向かって歩いていると思いたい。